聴いたことあるあるクラシック音楽入門ガイド

G線上のアリア BWV.1068

「G線上のアリア」とは管弦楽組曲第3番ニ長調(BWV.1068)2曲目のエールのことです。


※管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068の曲の構成

1.オーバーチュア(序曲)
2.エール(抒情的な器楽曲の総称)
3.ガヴォット(宮廷舞曲)
4.ブーレー(速い二拍子系のフランス舞曲)
5.ジーグ(バロックで組曲の最後に置かれることの多いテンポの速い舞曲)


「G線上のアリア」というのは愛称であって、作曲者自身が名付けた題名ではありません。愛称の由来は19世紀後半になってドイツのバイオリニスト、アウグスト・ウィルヘルミがニ長調からハ長調に移調させるとこの曲がヴァイオリンのG線のみで演奏可能なことに気づき、バイオリン独奏用にそのような編曲を施したことだそうです。


旋律線のもつれ合いが織り成す和声のうつろいにうっとりできる曲です。テレビのCMなどにも良く使われるため、ほとんどの人がどこかで耳にしているのではないでしょうか?私は知らないんですが、「のだめカンタービレ」というアニメ、またはドラマで使われた曲であるそうです。


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