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主よ人の望みの喜びよ BWV.147

「主よ人の望みの喜びよ」とはカンタータ147番の中の第6曲、コラール合唱のことです。カンタータとは、一般にオーケストラ伴奏の付いた声楽曲の事を言います。カンタータ147番は2部からなる大規模なものです。曲の構成は以下のとおり。


※カンタータ147番 BWV.147の曲の構成

◆第1部
第1曲 合唱
第2曲 レチタティーヴォ
第3曲 アリア
第4曲 レチタティーヴォ
第5曲 アリア
第6曲 コラール合唱(主よ人の望みの喜びよ)

◆第2部
第7曲 アリア
第8曲 レチタティーヴォ
第9曲 アリア
第10曲 コラール合唱


本来はオーケストラ伴奏の付いた合唱曲なんですが、私はイギリスのピアニスト、マイラ・ヘスによるピアノ編曲バージョンが最も好きで、ピアノ弾きにとって憧れの曲のひとつですが、非常に難易度は高いです(上級クラス)。自然と流れるような美しいメロディーに対旋律が溶け込んで、心がとろけるような名曲です。


試聴できるサイト


オススメCD

◆主よ人の望みの喜びよ(ブーニンによるバッハ曲集)
演奏:スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)
価格:2,243円(税込)
 ショパンコンクール優勝者、天才スタニスラフ・ブーニンによる初のバッハ曲集。「主よ人の望みの喜びよ」は最も演奏される機会の多いヘス編曲のものを収録。繊細で豊かな表現力、暖かみのある演奏はさすが。

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