聴いたことあるあるクラシック音楽入門ガイド

アテネの廃墟よりトルコ行進曲

「トルコ行進曲」というとモーツァルトのピアノソナタ第11番イ長調の第三楽章が最も有名ですが、ベートーベンの「トルコ行進曲」も聴いたことのある、馴染みのある曲だと思います。


もともとこの曲は「アテネの廃墟」という劇伴音楽(劇のために書かれた曲)の第5曲目でしたが、現在では序曲と「トルコ行進曲」以外はほとんど演奏されなくなりました。また「トルコ行進曲」はピアノ用の編曲として親しまれていることが多いです。アントン・ルビンシュタインなどによって編曲された楽譜が販売されています。


※アテネの廃墟 作品113 の曲の構成

第1曲 序曲
第2曲 力強いゼウスの娘よ(合唱)
第3曲 罪もなく、奴隷の身に耐え(二重唱)
第4曲 神は衣の袖に月を抱いて(回教僧の合唱)
第5曲 トルコ行進曲
第6曲 舞台裏からの音楽
第7曲 行進曲と合唱
第8曲 感じやすい心で(合唱)
第9曲 国王万歳(合唱)


試聴できるサイト


ベートーベンへ戻る


スポンサード リンク
inserted by FC2 system