聴いたことあるあるクラシック音楽入門ガイド

ノクターン(夜想曲)第2番

この曲はショパンのノクターンとしては最もよく知られた曲で、1956年のアメリカ映画「愛情物語」で使われて以来さらに広く知られる曲になりました。ピアノ製作会社プレイエルの社長カミーユ・プレイエルの夫人マリーに対して献呈されています。プレイエルとはショパンが生涯愛用していたピアノのメーカーです。


愛らしくセンチメンタルなメロディーを持つこの曲は、聴衆のみならずピアノ演奏者にも憧れの曲になっています。演奏難易度は中級上〜上級者向けです。



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オススメCD

◆ショパン・夜想曲集&24の前奏曲
演奏:サンソン・フランソワ(ピアノ)
価格:2,300円(税込)
 フランソワのロマンチシズム溢れる独自の音楽性を遺憾なく発揮した夜想曲が堪能できます。前奏曲にこだわったコルトーの弟子である彼の演奏する前奏曲も興味深いです。

◆ショパン・夜想曲全集
演奏:アシュケナージ(ピアノ)
価格:2,957(税込)
 巨匠アシュケナージが表現する、柔らかくて暖かくて、聴き手を柔らかく包み込んでしまうようなショパン。淡い色彩感覚も実に見事だし、決め所では非常に雄弁な表現で惹きつけてしまう。

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